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変形性膝関節症の症状

変形性膝関節症は初期 中期 末期 の3つに分類され、自覚症状や外観も大きく異なる「進行性」の疾患です。

進行性の疾患は自然良くなる可能性は極めて低く、失った機能は取り戻すことが不可能です。

例を挙げると

・骨が曲がってO脚に変形している

・膝が曲がらないので正座ができない

このような症状は骨の変形が影響するので改善するのは困難です。

男女比は1:4で女性に多く、50代以上になると罹患率は高くなる傾向にあります。膝

  • 初期

・歩き始めや椅子から立ち上がる時に痛む

・膝に少し水が溜まって膨らんだり熱っぽさを感じる

・休んだり軽く動かすと痛みが取れるため「治った!」と思う方が多い

・外見上の変形はあまり認められない

  • 中期

・正座や階段の昇り降りがつらく膝が曲がらなくなっていく

・少しずつ膝がO脚の様に曲がって変形してくる

  • 末期

・足を床に着けるだけでも激痛が走り歩行が困難になる

・膝がすごく曲がって完全にO脚に変形する

なにもしてないのに「なんで変形」しちゃったの…

膝が変形する原因は大きく分けると3つになります。

  • 中臀筋(ちゅうでんきん)と大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が弱くなっている
  • 足首がぐらぐらして膝に負担が入りやすい(過回内足(かかいないそく))
  • 加齢 肥満 女性ホルモンの乱れ

どれか1つだけで変形するわけでなく、①+②や①+③など複合して存在している場合がほとんどです。

なので、本当の原因は「今までの悪い生活習慣」と言っても過言ではありませんね。

もう膝が痛すぎて歩くのもつらいし手術しようかしら…

近年は人工関節の手術も格段に発展しており、国内では「約7万人」の方が人工膝関節の手術を受けています。

ただし、手術には大きく分けて2つのリスクがあります。

  • 関節本来の可動域で動かせなくなる(しゃがみ込みや正座ができない)
  • メスを入れるので感染の危険性や筋肉が切られて使えなくなる

また、変形性膝関節症は必ず手術が必要ではありません。

変形した骨は真っ直ぐにはなりませんが、痛みの改善は運動療法で十分に可能です。

なぜ運動療法で痛みの改善が可能なのでしょうか?

答えは、数ある治療法の中で運動療法だけが体の良い習慣を取り戻せる唯一の方法だからです。

体には習慣が2つあります。

                                                        良い習慣

身体にいい習慣

                                                          悪い習慣

 身体に悪い習慣

良い習慣はマッサージを受けても電気をかけても身に付くものではありません。

仮に手術をしても術後のリハビリをしっかり頑張らないとまた膝が悪くなります。

なので体操ストレッチ、筋トレと呼ばれる運動療法は痛みの改善に効果的な手段になるのです。

そんな運動療法も魔法ではなく手術が推奨される例も大きく分けて2つあります。

  • 運動療法を3ヶ月以上継続しても症状が良くならない
  • O脚変形がひどく膝を真っ直ぐに近づけたい

あなたの変形性膝関節症がどのステージかによって治療法は大きく変わります。

一度落ち着いて色んな方面からの治療を考えてみましょう。

私の膝はつくし鍼灸整骨院に行ってもいいのかしら…

膝の骨や関節に心配がある場合は、整形外科でレントゲン検査をしてみてください。

もし、レントゲン検査をして骨や関節に異常がなかった場合、膝の痛みの原因は、それ以外の所に原因があります。

骨や関節に問題がなければ、関節の動きをよくする施術や運動療法で、あなたの膝の痛みが改善する可能性が大幅にアップします。

当院の変形性膝関節症に対する治療は主に3つになります。

  • 骨盤~股関節 足首の矯正 (膝にかかる過剰な負担の軽減)
  • 中臀筋(ちゅうでんきん)大腿四頭筋(だいたいしとうきん)筋力トレーニング
  • 歩行特化シューズの着用+オーダーメイドインソール処方

このように単に膝を治療するのではなく体全体を総合的に評価し治療を行います。

つくし鍼灸整骨院での改善方法

施術当院は、完全自費で、痛みやシビレ等の症状の根本的に改善を目的にしている治療院です。

当院に来て頂いている多くの患者さんは、病院で痛み止めの薬や湿布・ブロック注射・リハビリを受ける為に通っているけど、なかなか改善しない方。

このような方々は、病院でレントゲンやCT・MRIの検査を受け、原因がわからない、歳のせい、治らないと訴える方々がほとんどです。

レントゲンやMRIは、骨や関節に問題がないかを診ることが目的になります。日常生活動作における筋肉や関節の動きや歪み、身体の使い方などを診ることはできません。

当院では、カウンセリングによる過去の怪我、視診や触診による歩き姿・関節の動きや筋肉の状態などを把握し、痛みやしびれの本当の原因を説明し納得して頂いた上で施術を行います。その際に、具体的な治療期間や治療回数をお伝えさせて頂きます。

その結果、患者さんのゴールが明確になった状態で施術を受けていただく事ができます。

<参考文献>

早期・初期変形性膝関節症患者における生活の質に 影響を及ぼす因子の検討
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hppt/9/1/9_13/_article/-char/ja

歩行時における膝関節モーメントの検討
変形性膝関節症患者における足底板挿入時と非挿入時との比較https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspo1985/14/2/14_2_203/_article/-char/ja/

変形性膝関節症の臨床症状とX線所見との対比
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsoa1989/10/1/10_1_23/_article/-char/ja

高齢者の変形性膝関節症に対する手術成績の比較
—人工関節置換術vs高位脛骨骨切り術—
https://www.jstage.jst.go.jp/article/chubu/42/4/42_4_885/_article/-char/ja

変形性膝関節症に対する運動
https://www.cochrane.org/ja/CD004376/MUSKEL_bian-xing-xing-xi-guan-jie-zheng-nidui-suruyun-dong

 

コラム監修者

合同会社 Rerise院長

つくし鍼灸整骨院

代表取締役 東 智博

厚生労働大臣認定 柔道整復師 鍼灸師 専科教員

経歴

墨田区内整骨院勤務14年

2019年7月 つくし鍼灸整骨院を開院

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