「椎間板ヘルニアは、手術しなくても治る」と聞いたことはありませんか
私も、椎間板ヘルニアを詳しく勉強する前までは手術しないと治らないと思っていました。
しかし、様々な勉強をしたり、論文を読んで解ってきた事があります。
答えは、「手術をしなくても治るものがある」という事です。
手術をしなくても治るもがあるってどういうこと?って、そう思いますよね。
人の体には、自然治癒力といって自分の体の異常を自分の力で治す力が備わっています。
例えば、あなたが紙で手を切った時に、ほとんどの人は絆創膏を貼って治るのを待つと思います。これが自然治癒力です。
椎間板ヘルニアでも、同じような働きが起きると言われています。
椎間板ヘルニアとは
椎間板ヘルニアは、椎間板が割れ、中から髄核が飛び出し神経を圧迫することを言います。そして、神経を圧迫することで、腰やお尻から足にかけて痛みやしびれなどの症状が現れます。重症になると、おしっこが出にくくなる膀胱直腸障害・筋力低下や麻痺・感覚障害なども現れる場合もあります。
しかし、手術が必要な場合もあります。
上記にあるように膀胱直腸障害・筋力低下や麻痺・感覚障害がある場合は、すぐに手術が必要になる事が多いです。その場合、整形外科でレントゲンやM R I検査を行なった際に、先生から手術が必要ですと言われるはずです。もし、病院で検査を受けて、痛み止めのお薬や湿布で様子を見ましょうと言われた場合は、手術をしなくてもよくなる可能性があるという事になります。
手術をしないで治るとは
これはどういうことかというと、マクロファージいう細胞や分解酵素によって飛び出た髄核(ヘルニア)が縮小し、70~90%が3カ月~6か月で自然治癒すると言われています。
椎間板ヘルニアが発症して1ヶ月〜3ヶ月で激しい痛みやしびれの改善が見られる場合が多くあります。ただ、これはあくまで症状の話になります。
本当の問題は、どうして背骨の間にある椎間板に負担がかかって壊れてしまったのか・・・
ここの原因を知り、取り除かないといけません。もし、手術しないで治ったとしても再発の可能性が高くなります。
つくし鍼灸整骨院での改善方法
つくし鍼灸整骨院は、完全自費で痛みやシビレ等の症状を根本的改善を目的にしている治療院です。
当院に来て頂いている多くの患者さんは、病院で痛み止めの薬や湿布・ブロック注射・リハビリを受ける為に通っているけど、なかなか改善しない方。
このような方々は、病院でレントゲンやCT・MRIの検査を受け、原因がわからない、歳のせい、治らないと訴える方々がほとんどです。
レントゲンやMRIは、骨や関節に問題がないかを診ることが目的になります。日常生活動作における筋肉や関節の動きや歪み、身体の使い方などを診ることはできません。
当院では、カウンセリングによる過去の怪我、視診や触診による歩き姿・関節の動きや筋肉の状態などを把握し、痛みやしびれの本当の原因を説明し納得して頂いた上で施術を行います。その際に、具体的な治療期間や治療回数をお伝えさせて頂きます。
その結果、患者さんのゴールが明確になった状態で施術を受けていただく事ができます。
コラム執筆・監修者
合同会社 Rerise
つくし鍼灸整骨院
代表取締役 東 智博
厚生労働大臣認定 柔道整復師 鍼灸師 専科教員
経歴
墨田区内整骨院勤務14年
2019年7月 台東区北上野につくし鍼灸整骨院を開院