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五十肩は存在しない?

男性 肩肩が痛くてこのページをご覧になっている皆さん。 もしかして、「自分は四十肩/五十肩だ!」と思っていませんか? 実は医学的に「四十肩/五十肩」と呼ばれる運動器疾患は存在しません。

 

え?そんなことないでしょ。

 

だって病院に行ったら「四十肩/五十肩」って言われたんだし。

 

当院にご来院いただいている方からも、このような声を耳にすることは少なくありません。 では、所謂「四十肩/五十肩」とは何を指すのか詳しく見ていきましょう!

 

四十肩/五十肩とは

 一般的に言われる「四十肩/五十肩」とは

・40~50 代に好発 ・肩が上がらない

・手が後ろに回せない

 といったイメージが強いと思います。 確かに間違いではありません。

 

 しかしこれは、「四十肩/五十肩」に分類される 7 つの肩関節疾患において見られる 1 つの 症状に過ぎません。

 

 驚きました? 7つですよ?

 

実は「四十肩/五十肩」って 7 つの肩関節疾患の総称だったんです。

 

 ではそれぞれの疾患名と代表的な症状を見ていきましょう。

疾患別 

① 凍結肩

一般的に言われる「四十肩/五十肩」はこの事を指します。

特徴は「肩全体が痛くて少しずつ肩が上がらなくなってきた」

 

 ② 腱板炎

肩を支える 4 つの筋肉「棘下筋/棘下筋/小円筋/肩甲下筋」のどこかに炎症が起きるモ ノです。

特徴は「急に肩が痛くなる」

 

③ 烏口靭帯炎

肩甲骨を支える烏口靭帯に炎症が起きるモノです。

 特徴は「可動域の低下は顕著ではない」

 

④ 上腕二頭筋長頭腱炎

力こぶの筋肉である「上腕二頭筋」の腱に炎症が起きるモノです。

特徴は「どうやって痛くなったかが明確」

 

⑤ 石灰沈着性腱板炎

骨や歯などの成分であるカルシウムが肩関節に出来てしまうモノです。

特徴は「発症が急激でとんでもない激痛がある」

 

⑥ 肩峰下滑液包炎

関節の運動を滑らかにするための滑液包に炎症が起きるモノです。 特徴は「肩を動かす途中で痛みが出てくる」

 

⑦ 腱板断裂

肩を支える 4 つの筋肉「棘下筋/棘下筋/小円筋/肩甲下筋」が切れてしてしまうモノで す。

特徴は「腕の外側が痛いが動かせないわけではない」

 

この 7 つが「四十肩/五十肩」を医学的に分類したモノです。 あなたの症状に当てはまるモノはありましたか? いかがでしたか?

 

肩関節は人間の関節の中で最も血流が悪く、栄養も届きにくいので治りにくい関節になり ます。 なので半年~2 年以上の長い間悩まされている方が非常に多いんですね。 「四十肩/五十肩」は診断名ではありません。 自分の肩の痛みが、どの肩関節疾患なのかしっかりと判断して、薬/リハビリ/手術 など適切な治療を受けましょう

 

つくし鍼灸整骨院での改善方法

検査当院は、完全自費で、痛みやシビレ等の症状の根本的に改善を目的にしている治療院です。

当院に来て頂いている多くの患者さんは、病院で痛み止めの薬や湿布・ブロック注射・リハビリを受ける為に通っているけど、なかなか改善しない方。

このような方々は、病院でレントゲンやCT・MRIの検査を受け、原因がわからない、歳のせい、治らないと訴える方々がほとんどです。

レントゲンやMRIは、骨や関節に問題がないかを診ることが目的になります。日常生活動作における筋肉や関節の動きや歪み、身体の使い方などを診ることはできません。

当院では、カウンセリングによる過去の怪我、視診や触診による歩き姿・関節の動きや筋肉の状態などを把握し、痛みやしびれの本当の原因を説明し納得して頂いた上で施術を行います。その際に、具体的な治療期間や治療回数をお伝えさせて頂きます。

その結果、患者さんのゴールが明確になった状態で施術を受けていただく事ができます。

コラム監修者・執筆

合同会社 ReriseD51_0420

 

つくし鍼灸整骨院

代表取締役 東 智博

厚生労働大臣認定 柔道整復師 鍼灸師 専科教員

経歴

墨田区内整骨院勤務14年

2019年7月 台東区北上野につくし鍼灸整骨院を開院

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