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栄養は、私たちの身体や心を健康に保つために欠かせないものです。栄養素は、私たちの身体のさまざまな機能を支えており、不足すると、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。

栄養の役割

具体的には、栄養は以下の役割を担っています。

  • エネルギーの供給
  • 体の組織や器官の形成
  • 体の機能の維持
  • 病気からの抵抗力の向上

栄養が不足すると、以下の健康問題を引き起こす可能性があります。

  • 疲労
  • 肌荒れ
  • 便秘
  • 骨粗しょう症
  • 筋力低下
  • 病気への罹患率の増加

また、近年の研究により、栄養は、私たちの心の健康にも重要な役割を果たしていることが明らかになっています。例えば、ビタミンDやオメガ3脂肪酸などの栄養素が、うつ病や認知症の予防に効果的であることがわかってきています。

したがって、健康を維持・増進するためには、栄養バランスのとれた食事を心がけることが重要です。

栄養バランスのとれた食事とは、以下の5つの栄養素をバランスよく摂取することです。

  • たんぱく質
  • 脂質
  • 炭水化物
  • ビタミン
  • ミネラル

これらの栄養素は、主食、主菜、副菜、乳製品、果物、野菜などの食品に含まれています。

栄養学って知っていますか!

栄養学は、人間の健康や病気と食事の関係を研究する学問です。近年の栄養学においては、以下のような変化が見られます。

  1. メタボリックシンドロームの概念の変化

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積、高血圧、高血糖、高トリグリセリド血症、HDLコレステロールの低下などの症状が複数重なる状態のことです。10年前までは、メタボリックシンドロームは生活習慣病の一種と考えられていました。しかし、近年の研究により、メタボリックシンドロームは単なる生活習慣病ではなく、インスリン抵抗性という根本的な病態が存在すると考えられています。

インスリン抵抗性とは、インスリンの働きが悪くなることで、血糖値を下げにくくなる状態のことです。インスリン抵抗性が高まると、血糖値が上昇し、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病を発症しやすくなります。

メタボリックシンドロームの概念が変わったことで、治療法にも変化が生じています。従来は、生活習慣の改善(食事療法、運動療法)を中心に治療を行っていましたが、近年では、インスリン抵抗性の改善を目的とした薬物療法も行われるようになりました。

  1. 腸内環境と健康との関連の解明

近年の研究により、腸内環境と健康との関連が明らかになりつつあります。腸内には、100兆個以上の腸内細菌が存在し、これらの腸内細菌は、食物の消化吸収、免疫機能、精神・神経系の働きなど、さまざまな生理機能を担っています。

例えば、腸内細菌のバランスが崩れると、炎症を引き起こし、生活習慣病やがんなどのリスクが高まることが示されています。また、腸内細菌のバランスを整えることで、ストレスやうつなどの精神・神経系の症状を改善する効果も期待されています。

腸内環境と健康との関連の解明により、腸内環境を整えることで、健康を維持・増進できる可能性が高まっています。そのため、近年では、腸内環境を整える食事やサプリメントが注目されています。

  1. 栄養素の働きに関する新たな知見の獲得

近年の研究により、栄養素の働きに関する新たな知見が獲得されています。例えば、ビタミンDは、骨の健康だけでなく、免疫機能やがん予防にも役立つことが示されています。また、オメガ3脂肪酸は、心臓病や認知症の予防に効果的であることが示されています。

このような新たな知見の獲得により、栄養学に基づいた食事の重要性がますます高まっています。

  1. 栄養学の社会的な役割の拡大

近年、栄養学の社会的な役割が拡大しています。例えば、食育の推進や、健康食品の安全性確保など、栄養学に基づいた政策や活動が活発化しています。

また、栄養士の活躍の場も広がっています。従来は、病院や学校などの施設で栄養指導を行っていましたが、近年では、企業や行政など、さまざまな分野で活躍する栄養士が増えています。

まとめ

10年前との変化

  • メタボリックシンドロームの概念が変化し、治療法にも変化が生じた。
  • 腸内環境と健康との関連が明らかになり、腸内環境を整えることの重要性が高まった。
  • 栄養素の働きに関する新たな知見が獲得され、栄養学に基づいた食事の重要性が高まった。
  • 栄養学の社会的な役割が拡大し、栄養士の活躍の場が広がった。

これらの変化は、栄養学がますます重要性を増していることを示すものと言えるでしょう。毎日、口にするものを、一つでも気をつける事で将来の投資のなると思いますので、少しずつ行ってみてはいかがでしょうか。

参考文献

  • 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
  • 国立健康・栄養研究所「健康づくりのための食事情報」
  • 日本栄養士会「健康づくりのための食生活指針」

また、栄養学に関する最新の研究成果を知りたい場合は、以下の学術雑誌やウェブサイトを参考することをおススメいたします。

  • 日本栄養学会誌
  • 食品科学
  • アメリカ栄養学会誌
  • イギリス栄養学会誌
  • 医学中央雑誌
  • 医中誌プラス

栄養学は、日々新しい知見が得られており、常にアップデートしていくことが重要です。

コラム執筆・監修者

合同会社 Rerise院長

つくし鍼灸整骨院

代表取締役 東 智博

厚生労働大臣認定 柔道整復師 鍼灸師 専科教員

経歴

墨田区内整骨院勤務14年

2019年7月 台東区北上野につくし鍼灸整骨院を開院

 

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