私たちの体は、体重の約60~65%が水分で構成されています。水分は、体内のあらゆる生命活動に欠かせないものです。水を飲むことで、以下のような体への効果が期待できます。
水を飲むことによる体への効果
- 血液の流れが良くなる
血液の約80%は水分で構成されています。水分が不足すると、血液がドロドロになり、血流が悪くなります。水を飲むことで血液の流れが良くなり、全身の細胞に十分な酸素や栄養素が行き渡ります。
- 体温調節
水分は、体温調節に重要な役割を果たしています。汗をかいて体温を下げる際には、水分が蒸発することで熱を奪うため、水分補給がとても大切です。
- 新陳代謝の活性化
水を飲むことで、血流が良くなり、全身に栄養や酸素が行き渡りやすくなります。これにより、新陳代謝の活性化も期待できます。また腎臓は、毎日約180リットルの血液を浄化し、約5リットルの尿として排出します。水分を十分に摂取することで、腎臓の機能がサポートされ、有害な物質が体外に排出されることが助けられます。
- 関節と軟骨の潤滑
関節や軟骨は、動きやすくするために水分で潤滑されています。水分が十分ではないと、関節痛や変形性関節症のリスクが高まる可能性があります。
- 便秘解消
水を飲むことで、腸内の水分量が増え、便が柔らかくなります。これにより、便秘の解消が期待できます。
- 美肌効果
水を飲むことで、肌の乾燥を防ぎ、ツヤのある肌を保つことができます。また、水分不足による肌のくすみやシワの予防にも効果的です。
- ダイエット効果
水を飲むことで、代謝が活性化され、カロリー消費量が増加します。そのため、ダイエット効果も期待できます。
水が必要な時の体の兆候
水分が不足すると、以下のような体の変化が起こります。
- のどの渇き
水分が不足すると、体は水分を欲するため、のどが渇きます。
- 頭痛
脳は約80%が水分で構成されています。水分が不足すると、脳の働きが悪くなり、頭痛を引き起こす可能性があります。
- 便秘
水分が不足すると、腸内の水分量が減少し、便が固くなりやすくなります。
- 疲労感
水分が不足すると、血行が悪くなり、疲労物質が蓄積しやすくなります。
- 集中力低下
水分が不足すると、脳の働きが悪くなり、集中力が低下しやすくなります。
水の適切な飲む量
水の適切な飲む量は、体重や活動量によって異なります。厚生労働省の「健康づくりのための1日あたりの水分推奨量」によると、成人男性は1.5~2.0L、成人女性は1.2~1.5Lが目安です。
水分は、1日を通してこまめに摂取することが大切です。食事中や食後に水を飲むと、食事の消化吸収を助け、便秘の予防にも効果的です。また、運動中や運動後に水を飲むと、脱水症状を予防することができます。
まとめ
水を飲むことは、健康と美容に欠かせない大切なことです。水分不足にならないように、1日を通してこまめに水を飲むようにしましょう。
つくし鍼灸整骨院でできること
痛みや痺れがあり動けなくなれば、水分を取らなくなり、お体の症状を悪化をさせてしまうこともありえます。また、運動をしなければいけないと思っていても運動をしても転倒して骨折をしてしまうリスクや不安があり動けない方もいらっしゃると思います。
当院は、完全自費で、痛みやシビレ等の症状の根本的に改善を目的にしている治療院です。当院に来て頂いている多くの患者さんは、病院で痛み止めの薬や湿布・ブロック注射・リハビリを受ける為に通っているけど、なかなか改善しない方。
このような方々は、病院でレントゲンやCT・MRIの検査を受け、原因がわからない、歳のせい、治らないと訴える方々がほとんどです。
レントゲンやMRIは、骨や関節に問題がないかを診ることが目的になります。日常生活動作における筋肉や関節の動きや歪み、身体の使い方などを診ることはできません。
当院では、カウンセリングによる過去の怪我、視診や触診による歩き姿・関節の動きや筋肉の状態などを把握し、痛みやしびれの本当の原因を説明し納得して頂いた上で施術を行います。その際に、具体的な治療期間や治療回数をお伝えさせて頂きます。
その結果、患者さんのゴールが明確になった状態で施術を受けていただく事ができます。
タンパク質や核酸の栄養についてはこちらにもありますので、ぜひご覧なってみてください。他に何かご不安なことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。
コラム執筆・監修者
合同会社 Rerise
つくし鍼灸整骨院
代表取締役 東 智博
厚生労働大臣認定 柔道整復師 鍼灸師 専科教員
経歴
墨田区内整骨院勤務14年
2019年7月 台東区北上野につくし鍼灸整骨院を開院
参考文献
- 厚生労働省「健康づくりのための1日あたりの水分推奨量」
- 国立健康・栄養研究所「水分補給ガイド」
- 一般社団法人日本ニュートリション・アンド・ダイエタシー・サポート協会「水分補給の大切さ」